小さな介護事業所のリーダーのルール

小さな事業所には、小さな事業所のリーダーのルールがある。

リーダーが意識する知識や技術を身につける為に必要な3段階

この記事では、スタッフに「知識」や「技術」を

身に付けさせたのになかなか思うように行かない

リーダーがこの3段階を意識することで、

スタッフの育成が上手くできるようになります。

 

この意識づけは、私も気づいていませんでした。

しかし、このことに気がついただけで、

スタッフの知識や技術がどの段階にあるのかを

判断でき、指導の計画を建てるのにとても役に立ちます。

 

ぜひ、リーダーはこのことを意識してほしいです。

 

あわせて読むと効果的な記事↓↓↓

 

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知識や技術を身に付ける為に必要な3段階

私が考える、知識や技術を身に付ける為に

必要な3段階は下記の通りです。

 

  • 知っている。
  • やっている。
  • 出来ている。

 

このたった3つのことが、実はとても重要な

知識や技術を身に付ける為に必要な3段階です。

 

では、一つずつ解説していきます。

 

知っている。

これは、知識や技術を身に付ける上で、

最も重要で入り口部分になります。

 

こればなければ何も始まりませんので、

まずはここからです。

 

皆さんも、興味のあることや知りたい事がある時は、

本を読んだり、ネットで調べたり、

勉強会に参加したりと、「学ぶ」という行動を

行うと思います。

 

そして、その「学ぶ」という行動を行った時に、

「知る」事が出来ます。

 

その「知る」という行動は、

「自分に必要になったが、不足しているものを補う」

という行動です。

 

つまりは、今現在必要になった知識や技術なのです。

「知る」ことが出来て初めて、行動に移すことができるのです!

 

やっている。

「知る」の次の段階はこの「やっている」になります。

 

これは、得た知識や技術を

「意識的に行っている」

ことになります。

 

獲得した、知識や技術を無駄にしないように、

また、身に付ける為に反復練習をしている状態です。

意識しないと忘れてしまう段階です。

 

スポーツを行う時に、基礎練習を

徹底的に行うことに似ています。

 

実はこの段階で脱落者が出る事が多く、

折角「知る」で得た知識や技術を忘れて

「やっていない」の状態になってしまいます。

 

「知る」の段階よりもこの段階の方が

辛くて長い道のりでもあります。

 

何故なら、常に意識をしなければ実践ができないので、

業務の忙しさや気の緩みで、わすれてしまうのです。

 

 

出来ている。

最終的に皆さんに到達して頂きたいところが、

この「出来ている。」です。

 

この「出来ている。」に到達するには、

「知って、やって」を繰り返し、

意識せずに知識や技術を使っている状態になります。

 

例えば、自転車!(乗れない人もいると思いますが・・・)

まずは乗り方を知る。

「ペダルを漕ぐ、ハンドルを動かす、

ブレーキで止まる。」です。

 

次に、知った乗り方で実践をひたすら繰り返します。

平地が大丈夫になったら、坂道や階段・・・

階段はある一部の方だけ練習すればよいです(;^_^A

 

その実践を繰り返して、

気が付くと何も考えずに乗れるようになるのです。

 

つまり「出来ている。」の状態です。

 

特に、介護技術は繰り返し繰り返し実践を行って

、身に付けることで、意識しなくても相手に負担を

与えない方法が身に付きます。

 

認知症の方の支援も同じです。

 

認知症の方の支援場面でよく見かける

「覚えてる?」という言葉ですが、

認知症の記憶障害を「知って」

覚えられなくなることを理解し、

「覚えてる?」を言わない努力をします。

 

初めは言わないように意識しますが、

自然と言わなくなるのです。

 

この状態が、認知症のある方に対して「覚えてる?」

という言葉を使わない事が出来ている状態です。

 

まとめ

知識や技術を身に付ける為に必要な3段階

はいかがだったでしょうか?

 

とても当たり前の事を言っているだけなのですが、

介護の現場にいくと出来ていない人が多いのです。

 

何の為に本を読み、ネットで調べ、研修に行くのでしょうか?

 

折角獲得した知識を身に付けないととても勿体ないです。

「知って、実践して、出来るようになる。」

 

このたった3つの事をやるだけですから、

是非この3段階を常に意識してほしいと思います。

 

実は、この「出来ている。」までを加速させる1つの方法があります。

その方法とは・・・

これです↓↓↓

 

tsutsumaru.hatenablog.com

実は「知る(インプット)」から、「出来る(結果)」

までを加速させるのは「アウトプットする」ことです。

 

人間の脳は、インプットしてから2週間以内に

3回アウトプットすると脳に記憶として

定着します。

 

だから、リーダーはスタッフにインプットを行ったら

2週間以内に3回のアウトプットの機会を作ります。

 

そのアウトプットの機会を作るのが

「振り返り」でもあります。

 

tsutsumaru.hatenablog.com

 

ここまでこの記事を読んでくれた方だけに

教えますが、スタッフが成長すると

リーダーはとっても楽になります。

 

スタッフ育成がうまく行っているリーダーは

仕事も楽になり、スタッフからも信頼される

という良いことばかりです(笑)

 

ぜひ皆さんも、リーダーとして自己成長し、

スタッフの成長も支援してください。

 

では、今日はこの辺で!

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