小さな介護事業所のリーダーのルール

小さな事業所には、小さな事業所のリーダーのルールがある。

介護研修でのインプットを「結果」に変えるアウトプット法とは

この記事では、

内部研修や外部研修に参加したスタッフの

研修で得た知識を無駄にしない為に、

私が実践していた取り組みを紹介しています。

 

この取り組みを行うことで、

スタッフの成長を加速させ、

スタッフが頼りになる存在になります。

 

 

 

インプットを「結果」に変える方法

まず、研修で学んだことを結果に

変えるために最も重要なことは、

「学んだ事を伝える(アウトプット)」

ことです。

 

えっ?それだけ?って思いましたよね?

そうです。それだけなのです。

 

例えば、研修報告会や伝達研修会、

内部研修の講師を任せるなど、

アウトプットの機会を作るのです。

 

では、伝える(アウトプット)こと

のメリットについて解説したいと思います。

 

伝える(アウトプット)ことのメリットとは

伝える(アウトプット)ことのメリットは下記の通りです。

 

  • 学んだ事の振り返りが出来る。
  • 学んだ事の落とし込みが出来る。
  • 伝える(アウトプット)事をまとめる事が出来る。
  • 伝える(アウトプット)ことで、記憶に定着する。
  • 伝える(アウトプット)ことで、逃げられなくなる。

 

では、上記について解説していきたいと思います。

 

学んだ事の振り返りが出来る。

皆さんが研修に参加したり、

学習をするのはどんな時でしょうか?

 

それは資格の取得や、経験のない事に

チャレンジする時だと思います。

 

しかし、その目的を達成した後、

その学んだ知識や技術ってどうなっていますか?

 

印象に残っているものは

記憶に定着していると思いますが、

そのほとんどが「忘れている」

のではないでしょうか?

 

そうです。

 

即実践で使わないかぎり、

記憶はドンドン薄れていきます。

情報量が多ければ多いほど、

忘れることも多くなります。

 

それを少しで無くす為に、

「振り返る」必要があるのです。

 

が、私みたいな怠け者は、

「振り返る」なんてほとんどしません。(笑)

 

ですから、学んだ知識や技術は少しでも早く、

振り返りの意味と自慢をプラスして、

誰かに教える(伝える)方が良いのです。

 

学んだ事の落とし込みが出来る。

伝える(アウトプット)為に、

大切な事の2つ目は「落とし込み」です。

 

もっとわかりやすく言うと「理解する」ことです。

 

あなたが学んだ事を誰かに、

伝える(アウトプット)時、

間違いや勘違いを教えるわけにはいきません。

 

ですから、何度も振り返って、

自分の納得が出来るまで理解します。

 

何度も、何度も、頭で考え調べなおし、

記憶に刷り込んでいくのです。

そして、その知識を自慢げに、

伝えて(アウトプット)ください!

 

伝える(アウトプット)事をまとめる事が出来る。

伝える(アウトプット)為に

必要なことの3つ目は「まとめる」事です。

 

自分が理解しやすい方法や

教えやすい順序にまとめることで、

自分の中で順序立てて理解が進みます。

 

「学ぶ⇒振り返る⇒

落とし込む⇒まとめる」

 

この流れが出来れば、

次の項目はもはや説明は不要ですね!

 

伝える(アウトプット)ことで、記憶に定着する。

「学ぶ⇒振り返る⇒

落とし込む⇒まとめる」

 

この流れが出来た時点で、

既に記憶に定着しています。

私は10年以上講師の仕事を

していて実感しています。

 

講師の仕事をしていると、

何度も何度も同じことを繰り返して

受講生に伝える(アウトプット)機会があります。

 

受講生に教えているようで、

実は自分が一番学んでいることに気が付きます。

 

ただし、教える事を止めると忘れていきます(笑)

 

伝える(アウトプット)ことで、逃げられなくなる。

最後に、「逃げられなくなる」です。

 

学んだ知識や技術を

「自慢げ」に伝える(アウトプット)ことで、

自分もやらないといけない状況になります。

 

そうしなければ、

「偉そうに教えといて、

自分は何も出来てないじゃん!」

って言われます。(笑)

 

ですから、伝えた(アウトプットした)

以上はやるしかないのです。

 

これは「やっている」を強制的に行って、

「出来ている」の段階に成長する為に必要な事です。

伝える(アウトプット)事の責任が、学びを加速させます。

 

また、アウトプットすることが前提にあると、

インプットする為に参加した研修への

集中力も3倍増しになります。

赤い彗星ではありません(笑))

 

まとめ

「介護研修でのインプットを

結果に変えるアウトプット法とは」

はいかがだったでしょうか?

 

方法は「伝える(アウトプット)」だけです。

伝える(アウトプット)事のメリットは下記の通りです。

  • 学んだ事の振り返りが出来る。
  • 学んだ事の落とし込みが出来る。
  • 伝える(アウトプット)事をまとめる事が出来る。
  • 伝える(アウトプット)ことで、記憶に定着する。
  • 伝える(アウトプット)ことで、逃げられなくなる。

たった1つの「伝える(アウトプット)」という行動に、

これだけのメリットがあり、自分の学びも加速するのです。

 

教える事が苦手というい人は、

職場の後輩や同僚に伝える事から

始めて良いと思います。

 

スタッフの育成を加速させたい法人の方は、

外部研修受講後に研修を受けたスタッフによる

伝達講習会や研修報告会を開催しても良いと思います。

 

講師を目指す人は、

自分でセミナーを開いてみても良いと思います。

 

「学ぶ⇒やっている⇒

出来ている」+教える(伝える)

 

自分の中でこの仕組みを定着させると、

自分のレベルアップが楽しくなってきます。

 

今日はこの辺で!

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