小さな介護事業所のリーダーのルール

小さな事業所には、小さな事業所のリーダーのルールがある。

リーダーの仕事に必要なスキル、スタッフとの信頼貯金の使い方

この記事では、スタッフとの間に貯金した「信頼貯金」を、

どんな時にどのタイミングで使うのかを、

スタッフとの関係性に悩んでいるリーダーに解説しています。

 

私が絵に書いたような嫌なリーダーだったことは、

「返報性に原理」の記事でもお伝えしました。

信頼貯金どころか

「信頼してもらえない」

という負債をかかえていたのです。

 

当然、スタッフの中には反発心を持っていた人もいるとおもいます。

そんな反発心を持っていたスタッフのでも、

信頼貯金をためるのとができると、

関係性が良くなります。

 

その信頼貯金をためることで、

リーダーの仕事がやりやすくなるのです。

 

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信頼関係とは?

「信頼して頼ること」です。

 

信頼貯金の貯め方は下記を参照!

 

tsutsumaru.hatenablog.com

 

なぜ信頼貯金を貯めるのか?

スタッフとの信頼関係を構築することを

「信頼貯金を貯める」

とこのサイトでは表現します。

 

では、なぜ信頼貯金を貯めることをする

必要があるのでしょうか?

 

リーダーの仕事には、

「指導する」

「必要に応じて叱る」

「仕事を依頼する」

があります。

 

信頼貯金はこの時に使うのです。

 

スタッフを指導する。

リーダーは、スキルの不足しているスタッフや

方法を間違っているスタッフに対して、

仕事の方法や技術を指導する仕事があります。

 

その際に、明らかにスタッフよりも技術が劣り

自己成長しないリーダーに指導されたら

スタッフはどう感じるでしょうか?

 

「はぁ?お前が言うな!」

って思いますよね?

 

私は確実にそう思います。

 

介護の経験も少なく、介護に対する考え方も

介護保険法の理念に沿っていないリーダーに

つつまるさんのやり方は間違っている!

 

と言われても、不愉快な気持ちしかしません。

 

常に自己成長をするために努力をし、

理念を持ち、倫理観やコンプライアンス

遵守するリーダーになら言われても納得できます。

 

「信頼貯金の貯め方」でも解説したように、

リーダーはスタッフに常に見られています。

リーダーが思っている以上に見られています。

 

tsutsumaru.hatenablog.com

 

そして、スタッフは「3日でリーダーを見極める」

とも言われるほど見られています。

信頼できるスタッフかどうかを常にみているのです。

 

信頼できるリーダーに指導されたら、素直に納得できる

と思います。

しかし、信頼できないリーダーに指導されても納得できない

ことが多いと思います。

 

ですから、信頼貯金を貯める必要がありますし、

その信頼貯金を指導する時に使うのです。

 

必要に応じて叱る。

リーダーは、時にはスタッフを「叱る」ことがあります。

「怒る」ではなく「叱る」です。

 

「怒る」は「腹を立てること」になるので、

感情を表に出すことになります。

不満や不快に我慢できずに感情を

爆発させることです。

 

「叱る」とは、相手の非を指摘、

説明し、きびしく注意を与えることです。

相手を良い方向に導くために行為なので

冷静さが必要になります。

 

スタッフはこの「怒る」と「叱る」の

違いがわかります。

 

怒られると、

「この人は私に不満があるんだな」

と感じます。

 

叱られると、

「この人は私のことをちゃんと考えてくれている」

と感じます。

 

私に極度のストレスを与えたリーダーは

「怒る」タイプのリーダーで、1つにミスで

他のスタッフがいる前で怒鳴られました。

 

私自身はスタッフを叱る場合は

個別に呼び出しをして、他のスタッフが

見ていないところで叱りました。

 

なので、私の「〇〇さんちょっといい?」

の声掛けがスタッフをドキッとさせていた

と、昔私の下で働いていたスタッフに言われました(笑)

 

しかしありがたいことに、私に叱られても

納得でき、嫌な気持ちにはならなかったと

話してくれました。

 

非を指摘する「叱る」は「叱られる方」も

「叱る方」も気分が良いことではありません。

一時的ではありますが、関係性がギクシャク

することもあります。

 

ですから、信頼貯金を少しでも多く貯め、

「この人になら叱られても納得できる」

という関係性を作ることが大切です。

 

仕事を依頼する。

リーダーを行っていると、スタッフに仕事を

依頼する場面が多々あります。

 

介護の仕事の場合は、チームで仕事を行います。

リーダーひとりでは仕事はできませんし、

スタッフに成長してほしいなら、少し重要な

仕事を任せてみることも大切です。

 

また、適材適所で仕事の割り振りをしなければ

ならない場面も出てきます。

 

リーダーがしたくない仕事をスタッフに押してける

と、スタッフはリーダーを信頼しなくなります。

 

逆に、スタッフが苦手としている仕事をリーダーが

引き受けるとリーダーの信頼度は上がります。

 

このような姿勢を見せることで、スタッフは

リーダーを信頼し、少しハードルが高い仕事を

依頼しても、引き受けてくれるようになります。

 

もちろん、振った仕事でミスが起こっても、

スタッフの責任にしては行けません。

当然、リーダーの判断ミスです。

 

スタッフへの指導が足りなかったか、

スタッフの力量を見誤ったかのどちらかです。

 

スタッフにチャレンジする気持ちを

持ってもらいためには、リーダーとスタッフの間に

信頼関係を作ることが大切になるのです。

 

まとめ

信頼貯金の使い方はいかがだったでしょうか?

 

「指導する」「叱る」「依頼する」

この3つはリーダーの仕事で避けることの

できない仕事です。

 

この3つの仕事は信頼されるリーダーだからこそ

スタッフは「納得」という形で受け入れることが

できるのです。

 

人間力を疑われる行動」でも説明しましたが、

自分勝手でやりたい放題のリーダーはスタッフに

信頼されることはありません。

 

tsutsumaru.hatenablog.com

折角リーダーになった(なる)のですから、人間性を高めて

スタッフに支持されるリーダーならなければ

ものすごくもったいないです。

 

独立などリーダーのその先を考えている人は

尚更、リーダーとしてのスキルを身につける

必要があります。

 

みなさんも、指示されるリーダーを

目指してください!

 

では、今日はこの辺で!

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