小さな介護事業所のリーダーのルール

小さな事業所には、小さな事業所のリーダーのルールがある。

リーダーの仕事に必要なスキル、スタッフとの信頼貯金の7つの貯め方

この記事では、スタッフとの関係性に悩んでいるリーダーに、スタッフとの「信頼貯金」の作り方をお伝えします。信頼貯金が貯まることで、スタッフからの信頼が高まり、リーダーとしての仕事が出来るようになります。

 

私が絵に書いたような嫌なリーダーだったことは、「返報性に原理」の記事でもお伝えしました。信頼貯金どころか「信頼してもらえない」という借金を抱えていたかんじです。

当然、スタッフの中には反発心を持っていた人もいたんじゃないかなっておもいます。

そんな私でも、下記の7つのことを意識するだけで、信頼を貯めることができました!

 

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信頼関係とは?

信頼関係の「信頼」とは、信じて頼ることです。

お互いを信じて、頼りあうことを指します。

信頼関係を構築する上でもっとも重要なことは、こちらから先に相手を信頼することです。

こちらが先に相手を信頼しなければ、相手がこちらを信頼することはありません。

アメリカの心理学者アダム・グラントの著書「Give and Take」でも、ギバー(与える人)が成功すると言っています。

つまり先に信頼するということを与えることが大切だということになります。

 

リーダーは常に見られている。

リーダーは常にスタッフにみられています。

そう、リーダー自身が思っている以上にです。

ですから、立ち居振る舞いや言動には常に気をくばる必要があります。

決して、先日書いたブログのように「人間力を疑われる行動」はとってはいけません。

それをおこなった時点で信頼はなくなってしまい、スタッフはついてこなくなります。

 

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スタッフがリーダー求めていることは、誠実さやスタッフを大切にする気持ちや頼りがいです。

ですから、リーダーはスタッフのその期待に応える必要があります。

スタッフのリーダーに対する期待はかなり大きと認識することが大切です。

 

大前提は「誠実」である。

誠実とは、「まじめで真心があること。」です。

信頼されるリーダーになるためには、真面目に仕事に向き合う姿勢をみせる必要があります。

また、「真心」も必要になります。

真心とは、偽りやかざりのない心。真剣につくす心。です。

先でリーダーはスタッフに見られていると話しましたが、この「誠実さ」もみられています。

そして、自分たちのリーダーは本当に誠実なのかどうかを常に気にかけています。

メラビアンの法則では、ノンバーバルコミュニケーション(非言語)がコミュニケーションの55%をしめていると言っています。

つまり、リーダーの普段からの立ち居振る舞いがスタッフには伝わるのです。

その人の本質は行動にでるのです。

こんな経験ありませんか?

悪い人ではなさそうだけどなにかピンとこないと感じていたら、自分と正反対の価値観だったことがわかった。ってこと。

視覚情報や聴覚情報が、その人の小さなメッセージを受け取っていたということになります。

だから、常に誠実でいる必要があります。

私もリーダーになってから、人が見ていなくでも横断歩道を渡ったり、職場の前のゴミ拾いをしたりしていました。

 

相手を大切にする。

信頼されるリーダーはスタッフを大切にします。

スタッフの良いところをみつけて、伸ばそうとします。

スタッフに苦手な部分はカバーしようとします。

カバーした上で、苦手なことが克服できるように指導をします。

スタッフだけではなく「人」を大切にするのです。

「人」を大切にする人は「人」からも大切にされるのです。

ここでも「Give and Take」のギバーになるのです。

大切にされて、嫌がる人をわたしは見たことがありません。

大切にされると「返報性の原理」で、相手を大切にしたくなるのです。

 

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常に自分を振り返っている。

信頼されるリーダーは、常に自分の行動を振り返っています。

自分の行動や判断が会社やスタッフの為になっているのかを考えています。

さらに自分に足りないものを振り返りスキルアップをしています。

スタッフの期待や信頼を裏切らないように、自己成長を続けているのです。

振り返り、自分を見つめ直し、スキルアップしています。

 

人の責任にしない。逃げない。

スタッフに信頼されるリーダーは、トラブルがおこってもそれをスタッフの責任にはしません。

特に、チームでおこなった仕事でのトラブルはリーダーの責任です。

そのトラブルの原因を探り解決案を考えることを最優先にします。

チームメンバーのミスによるトラブルでも、スタッフを正しく導くことのできなかったリーダーの責任であると考えます。

リーダーになるということは、スタッフをみちびく責任があるということです。

スタッフの尻拭いができないのであれば、リーダーになるべきではありません。

私は以前勤めていた会社でリーダーをしていた時には、スタッフのミスでトラブルになった場合は責任を取って会社を辞める覚悟がありました。

会社の社長をしていた時も同じです。

もちろん、会社がうまくいかなかったことの責任をとって今の状態があります。

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時には弱みをみせる。ちゃんと謝る。

たとえリーダーであったとしても、完璧な人間はいません。

ですから、苦手なこともミスをすることもあります。

苦手な仕事は、その仕事が得意なスタッフにお願いしても良いと思います。

また、リーダー自身がミスをしたなら、素直にスタッフに謝ることも大切です。

プライド?なのでしょうか、謝れないリーダーは誰からも信頼されません。

 

スタッフをほめる。

日本人は人をほめるのが下手と言われます。

私もリーダーになってからの3年間はなかなかスタッフをほめることができませんでした。自分はほめられると嬉しいくせにです。

そうです。ほめられていやな気持ちになる人はいません。

だからこそ、ちゃんとできている事はちゃんとほめることが大切なのです。

特にリーダーから直接ほめられると、スタッフはちゃんとみてくれていると感じ承認欲求と帰属欲求は満たされ、自然とモチベーションが上がるのです。

スタッフは、叱って伸ばすより、ほめて伸ばす方が簡単です。

 

まとめ

信頼貯金の7つの貯め方はいかがだったでしょうか?

言われてみると、実は当たり前のことばかりなのです。

ですが、リーダーになると権力が手にはいります。

気が付かないうちにその権力にのまれて、このあたり前のことが見えなくなってしまうのです。

リーダーはチームメンバーの誰よりも自分を律する必要があります。

スタッフの手本になることで、信頼されるのです。

この記事にたどり着いたあなたは、スタッフとの信頼関係の構築に悩んでいるのだと思います。

悩んでいるのであればなおさら、この7つの貯め方を実践してみてください。

少しづつ何かが変わっていくと思います。

大切なのは、スタッフを変えるのではなくあなた自身が変わることです。

 

今日はこの辺で!

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