小さな介護事業所のリーダーのルール

小さな事業所には、小さな事業所のリーダーのルールがある。

リーダーの権限に執着する介護リーダーが育つ4つの理由

この記事では、介護業界のリーダーに多い

リーダーの権限だけに執着し、

「責任」を果たすことができないリーダーが

なぜできあがるのかをつつまる的に考察しています。

※独断と偏見も含まれます。

 

リーダーの覚悟についてはここ↓↓↓

 

tsutsumaru.hatenablog.com

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勤続年数?資格優先?

介護業界のリーダーや管理職って、

勤続年数が長い人や所有資格によって

選ばれた人たちがいますよね?

 

それって、「リーダーの資質」や「リーダースキル」の

あるなしは関係なく選ばれているって事になります。

 

資質やスキルが備わっていない人が、

急に人の上に立つ立場になるということです。

 

こんなに恐ろしい事はないと思います。

 

私も陥った事なのですが、急に人の上に立つ立場になると、

「自分は偉い」と勘違いをしてしまいます。

 

「認められた!」と承認の欲求が満たされて有頂天になるのです。

 

そこからさらに勘違いをします。

そう

「部下や後輩達は俺の(私の)言う事を聞いてくれる」

という勘違いです。

 

しかし!そんな事は全くないのです。

言う事を聞いてくれないという現実にぶち当たります。

 

その時の私の場合の脳内は

「なんで?俺はここの責任者だよね?

すべてのいう事を聞けとは言わないけど、

なんで指示に従わないの?」

「なんで俺の言ってる事が出来ないの??」

でした。

 

自分は「偉い」との勘違いから、指示に従わないスタッフや、

指示通りに出来ないスタッフに対して怒りを覚えるのです。

 

これが、「ある日突然暴君になった俺」です。(笑)

 

人員不足による弊害。

リーダーや管理職の役割は、

「スタッフの労働環境の改善」

です。

 

しかし、介護現場の現状はどうでしょうか?

 

多くの職場が人材不足で、

リーダーや管理職が現場にフルにないって、

介護スタッフと同じだけの仕事をして、

時間外に管理業務を行っているところもあると思います。

 

そうなるとリーダーや管理職は、

日々疲労を溜めながら仕事をするので、

ヘロヘロです。

 

疲労が溜めると心にも余裕がなくなります。

 

これも私の事例ですが

「俺はこれだけ仕事しているのに、なんでみんなわかってくれない?」

「ちょっとくらい感謝されても良いんじゃない?」

という気持ちが芽生えてきます。

 

「イライラ上司」「してやってる上司」の完成です。

 

疲労を溜めないこと、ストレスを溜めない事はとても大切になります。

 

リーダー(管理職)育成システムがない。

講師の仕事をしていると、

リーダー育成の研修の依頼もあります。

 

その依頼が入る時に必ず確認するのが

「現在のリーダー育成システムの内容」

です。

 

リーダー育成の研修依頼が入る時点で、

その事業所がリーダー育成に困っているのはわかっているのですが、

マニュアルの有無とそのマニュアルが機能しているのかを確認します。

 

実際確認してみると、リーダー育成プログラムは無い事の方が多いです。

 

次世代リーダーの育成についても、

現任のリーダーや管理職が仕事に追われ、

育成が出来ていないことが現実です。

 

実際にリーダー業務や管理業務を身に付ける為には、

現任者と次世代が同じ時間を共有しながら業務を

覚えていく必要がありますが、

ここでも人材不足の影響でゆっくりと時間をかけて

育成していく時間が取れないのが現実です。

 

つまり、リーダーや管理職を育成するシステムが存在していない事業所や、

システムが構築されていても、機能していない事業所があり、

自力でリーダーの資質やスキルを身に付けなければならない状況に

追い込まれるのです。

 

さらに、「責任者」としての責任ものしかかり、

余裕がなくなっていくことで、焦りや苛立ちが表にでてきてしまいます。

 

「やる」と「やらされている」

経験年数や所有資格でリーダーや管理職を任命している現状での問題点は、

「自らの意思でそのポジションを手に入れようとした人材ではない人が

リーダーや管理職をしている場合がある。」ということです。

 

そうです。

「仕方なし」や「いやいや」行っている人も居ます。

 

その場合は、モチベーションは上がらずに、

積極性も出てきません。

 

そのようなリーダーや管理職は、

スタッフへの責任転嫁や仕事の押し付けなどが出てきます。

 

さらに深刻になると、問題を隠蔽することもあります。

自らが望んでいない立場なので、学習して成長することをしない場合もあります。

 

逆に、自らその立場を望んで目指している人は、

リーダーや管理職の資質やスキルを学ぶ努力をします。

 

そのため、「やらされている」リーダーや管理職より、

良いリーダーや管理職になる可能性が出てきます。

 

まとめ

偉そうな上司が完成する理由は大きく分けて

「資質」「スキル」「やる気」の3つです。

 

その3つを育成する「教育システム」を構築と実施するだけで

、偉そうで自分勝手なリーダーや管理職は減っていくと思います。

 

この3つの中でも特に私が重要だと感じているのか「スキル」です。

 

リーダーや管理職の役割は、

「スタッフの労働環境を改善する事」

です。

 

スタッフとコミュニケーションをとり課題を抽出し、

課題解決の策を考える事が大切です。

 

その為には「コミュニケーションスキル」など、

様々な「スキル」が必要となります。

 

つまり、まずは「スキル」を磨くことが大切になります。

 

「スキル」を磨くことで、「資質」も向上し、「やる気」も向上してきます。

 

リーダーや管理職育成で困っている方や、

現役のリーダーや管理職の方でお悩みの方は、

一度ゆっくり「自分の役割」を振り返ってみてください。

 

これはあくまでも私の持論です。(笑)

 

では、今日はこの辺で!

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