小さな介護事業所のリーダーのルール

小さな事業所には、小さな事業所のリーダーのルールがある。

マズローの基本的欲求で介護リーダーはスタッフのモチベーションを上げろ!

この記事では、上手にスタッフのモチベーションを

上げることのできないリーダーが、

マズローの基本的欲求を意識して、

実践するだけで、スタッフのモチベーションを

上げることができるようになります。

 

誰かの些細な一言で、めちゃくちゃやる気が出たり、

逆に落ち込んだり腹が立ったりしてやる気が出なかったり

することってありますよね!

 

このやる気がでるでないを皆さんは

「モチベーション」とよく言うと思います。

 

このモチベーションには実はマズロー

「人間の基本欲求」が大きくかかわっています。

 

今回は、そのモチベーションを上げる

3つの基本欲求の満たし方について

考えて行きます。

 

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モチベーションとは

モチベーションとは

  1. 動機を与えること。動機づけ。
  2. 物事を行うにあたっての、意欲・やる気。または、動因・刺激。「モチベーションが上がらない」「高いモチベーションを維持する」

コトバンクより

つまり、やる気を出す為の動機づけです。

動機とは

  1. 人が意志を決めたり、行動を起こしたりする直接の原因。「犯行の動機」「タバコをやめた動機」
  2. 《motive》心理学で、人間や動物に行動を引き起こし、その行動に持続性を与える内的原因。
  3. 倫理学で、行為をなすべく意志する際、その意志を規定する根拠。義務・欲望・衝動など。

大辞泉より

つまり、行動を起こす為の要因です。

 

この動機には、

「外的動機」「内的動機」

があります。

 

ここの動機づけに、

「人間の基本欲求」が大きく関係してくるのです。

 

マズローの人間の基本欲求

アメリカの心理学者、アブラハム・マズロー

「人間の基本欲求」を5段階のピラミッドのように

構成されていると言っています。

 

こんな感じです。

  1. 生理的欲求
  2. 安全欲求
  3. 社会的欲求(帰属欲求)
  4. 尊厳欲求(承認欲求)
  5. 自己実現欲求

の5つです。

 

今回は「生理的欲求」と「安全欲求」は

既に満たされていると仮定して話を進めますが、

「人間の基本欲求ってはじめてぇ~(#^.^#)」って人の為に、

この二つを簡単に説明します。

 

まずは、生理的欲求ですが、

これは超簡単で、生命を維持する為の

欲求と考えてください。

 

食欲、睡眠欲、性欲などがそれにあたります。

 

この生理的欲求が満たされると

次に現れるのが、安全欲求です。

 

安全欲求は、これは人間の

防衛本能を満たす為の欲求です。

 

身の安全、保護、自身の安定、

衣住などがそれにあたります。

 

この安全欲求を満たすと、

次に現れるのが「社会的欲求(帰属欲求)」です。

 

前説に1,000文字も使ってしまいましたが、

本題はここからです(笑)

 

社会的欲求(帰属欲求)

この欲求は、別名「所属と愛の欲求」

とも呼ばれています。

 

つまり、

「グループや集団に所属したい」

「誰かに愛された」

「自分の役割を持ちたい」

という欲求です。

 

人の温かさや、

頼ることの出来る仲間を求める欲求

という事になります。

 

この欲求がみなされないと、

孤独感や不安感を感じたり、う

つ病を発症したりします。

 

この欲求を満たす為には、

集団に所属し、何らかの役割を

もって生活をする必要があります。

 

集団に所属するには、

外的な働きかけが必要になりますので、

なかなか自分1人ではどうすることも

出来ない場合がありますので、

「自分が逆の立場だったら・・・」と考え、

他者を受け入れる気持ちを持つことが大切です。

 

その行動が、必ず自分に返ってきます。

(ちょっと宗教っぽくなりました(;^_^A)

 

この欲求を満たす簡単な方法は、

挨拶をする時に必ず相手の方をみて挨拶をする。

または、相手の名前を読んで挨拶をすることです。

 

簡単ですが、効果絶大です。

逆に、挨拶をしても返答が来ないとか、

誰に挨拶しているのか分からないような挨拶などは

この欲求を阻害する原因になります。

 

尊厳欲求(承認欲求)

社会的欲求を満たすことが出来たら、

次に現れるのが別名「自尊心の欲求」

ともいわれる「尊厳欲求(承認欲求)」です。

 

この欲求は読んで字のごとく、

誰かに認められたいという欲求です。

 

つまり、

「自分の価値を認め評価されたい」

「名声を得たい」

などです。

 

もっと簡単に言うと

「褒められたい欲求」

ということです。

 

ここまで書けばお分かりだと思いますが・・・

 

この欲求を満たす簡単な方法は、

「ありがとう」「助かった」「流石!」

など感謝の気持ちや相手の行動を認めることです。

 

逆に、何をしても感謝されず、

認められなければ、

ドンドン気分は落ちて行きます。

 

自己実現欲求

ここまでに説明した、

4つの欲求を満たすと次に現れるのが、

この「自己実現欲求」です。

 

この欲求は、「自分に適していることをしたい」

という欲求であり、自分の能力を最大限に

引き出したいという欲求です。

 

これを欲求を満たす簡単な方法は、

「適材適所」という言葉があるように

、その人が最も得意とする役割を

担ってもらうことです。

 

逆に言えば、自分に適していることをしなければ、

直ぐに不満になるとも言えます。

 

実は、マズローの人間の基本欲求には、

もう一段階「自己超越」があります。

が、今回は説明しません。(笑)

 

まとめ

このマズローの人間の基本欲求は

自己実現理論

と言われるように、マズロー

「人間は自己実現に向かって絶えず成長する」と

仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化したものである。

自己実現理論Wikipediaより

と言っています。

 

私は「人生で叶えたい100個のリスト!」

をエクセルで作った事があります。

(まだ100に到達していませんが・・・)

 

このリストも実は、私の「欲求」を満たすリストです。

 

リストをじっくり見ていくと、

全ての欲求が入っていることに気が付きます。

 

つまり何が言いたいかと言うと、

 

人間は、自分の欲求を満たしながら

小さな成功体験を積み重ねていくことで、

人生を豊かにしていくことが出来るという事です。

 

皆さんも、自分の基本欲求を冷静に分析し

、今の自分にはどの欲求が不足しているのかを

考えながら生活をしてみてください。

 

この基本欲求が理解できた時には

きっと相手が求める欲求が理解できると思います。

 

相手が求める欲求を理解し、その欲求を満たす

ように、スタッフに働きかけることができれば、

あなたの下で働くスタッフは、常にやる気満々です。

 

まずは、今の自分がどの欲求を求めているのか?

を考えてみてくださいね!

 

今日はこの辺で!

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